水族館で大きな海亀を見た、「その背中に乗り竜宮城に行く」美しい夢を見た。人々は亀の背中に乗り何処に向かうのか。21世紀、20世紀が21世紀に見た様な夢を22世紀に描けるのだろうか。白地図のない世界で、人は未知と遭遇する機会を失い、未知の未来を想像する力を失いかけている。そして未知の存在を忘れた人類は、その力によって徐々に自己を制御するものを失いつつ有る。 しかし、そんな現代こそ、人は未来を想像する力を失ってはならない、人はポジティブなユートピアを、未知の未来を描かなければならない。
「事実は真実の最大の敵である」(寺山修司)
21世紀には、人類の作りすぎた事実を乗り越える、真実の未来像を想像する事こそが必要なのではないだろうか。 上記の事を考えるうえで昔話「浦島太郎」の物語は多くの教訓を与えてくれる。
トレーニングマシーン「RYUGU BOY」は、美しき昔話、「浦島太郎」になぞらえ海亀の背中に乗り竜宮城に向かうシーンを疑似体験する事で、ポジティブなユートピアを想像する力をやしない、搭乗者に豊かな未来像をあたえるトレーニングマシーンです。